仙台のバスレポート

こんにちは、フロントエンド担当です。現在は宇都宮に住んでいます。

卒業して仕事を始めてしばらく経ちましたが、人間関係と仕事内容は良好な一方、どうも仕事量と自分の勤務態度に嫌気が差してきましてね・・・どうなることやら、という感じです。

そのような中、現実逃避のため先日仙台に行ってきました。仙台ではどのようなバスが見ることができるのかをレポートしていきたいと思います。

①仙台駅

仙台市の中心部にある仙台駅。ここがおそらく最も多くのバスを見ることができるスポットになります。見てみましょう。

いきなりレア車がお出迎えです。左手前の1094というバス、型式がKL-LV834L1となる、通称馬刺しエルガ。伊丹では前までたくさんみかけた馬刺しエルガになりますが、全廃になったようで。しかし、仙台の地においてはまだまだ活躍しております。といいたいところなのですが、こちらも台数が減ってきており、見かけるのが難しくなっております。今回の遠征で見かけたのはこの1台のみだったので、正直遭遇難易度は高いです。音好きなのに。

右手の左側に停まっているのは少し古そうな車ですが、富士重工7E架装のKC-LV280Nのいすゞ車です。市営ではありますが、まだKC-規制車が残っているんですよね。なかなかすごいです。その右はるーぶる仙台というバス。レトロな感じがありますよね。

お次はこちら。左はよく見る新型エアロスターですが、その右は皆さん大好きな?電気バス。ラプラスと書いてありますが、ポケモンの塗装がされています。(どうして電気バスなのに電気タイプじゃないラプラスなのか・・・と思ったら、みやぎ応援ポケモンらしいです。)

ここまでの2枚で、特徴的なバスを紹介してきましたが、実際のバスターミナルはもっと味気ないです。

このバスターミナル、仙台市営バスのほかに宮城交通のバスも入ってきて、比較的古めのエアロスターを見ることができましたが、仙台市営バスも宮城交通も基本的には新型J-BUS、旧型のJ-BUS、新型エアロスターのオンパレードで、バスターミナルはこれらの車両で埋め尽くされています。正直稀にレアな古参車が来る以外は首都圏のバスターミナルと雰囲気は変わらないですね。

おっと、また富士重工7Eのいすゞ車が現れましたね。V8エンジンの音がいいです。今回見た車両たちの中で、これが一番古い車両でしたね。数は少ないものの、レア車が現れるだけまだ楽しいのかもしれません。

②荒井駅

地下鉄東西線の終点、荒井駅。駅北側はこんな感じ。

見事に広がる田園風景。ここが地下鉄の終点駅降りてすぐとは思えない場所です。まだ開発が進んでいないのでしょうね。南側はまだマシですが、かといって何かある、と言うほどでもないです。大規模商業施設もないですし。

そんな荒井駅からは仙台市営バスが発着しています。見ていきましょう。

エアロスター、新型J-BUS、旧型J-BUSの3点セットです。とにかく今はこの車種立ちで構成されているバス会社がとにかく多いですよね。

たまたま3本同時に拝むことができましたが、バスの本数もそこまで多いわけでは無く・・・車種的にもバスの本数的にも、さほど面白くはないバスターミナルが荒井駅でした。

余談ですが、駅の南側に行くと・・・

謎の鉄道らしき建造物が続いていました。しかし、電車は何もとまっていない。さらに南へ歩き、正体を探ることにしました。

線路はある程度続いた後切れており、「荒井車両基地」と書いてありました。地下鉄の車両基地だったようです。やはり、前述の通り、駅の周りが田園風景であるがゆえに、土地を使い放題なのでしょうね。車両基地を作るには最適です。しかし、ラッシュ時でもないのに、休んでいる車両が一切見えなかったのが気がかりです。一応荒井駅は地下駅で、地下浅くにあるのですが、地下→地上のところに車両がたまっているのでしょうか。そして、夜になったらこの線路も車両で埋め尽くされるのでしょうか・・・。

反対側から見た写真です。とにかく歩道が長い。暑い。4両編成しかないので、これだけ長ければ縦列停車いっぱいできそうですね。

③八木山動物公園駅

地下鉄東西線のもう1つの終着駅。ここに至るまで、恐ろしいくらいに山を登っていきます。北神急行が神戸市によって市営化されるまでは、この八木山動物公園駅が日本の地下鉄で最も標高の高い駅でした。この恐ろしさは降りたら分かります。

明らかに台地に通しただろ、と思われる勾配のきつい道路。

そして、駅付近から見下ろせる市街地の風景。

ここに地下鉄駅があるなんてとうてい思えないです。また荒井駅とは違った面白さのある終点です。

そんな八木山動物公園駅ですが・・・

八木山動物公園・ベニーランドの最寄り駅となっており、レジャーにも使えます。あとは住宅地ですかね。

そんな八木山動物公園駅ですが、バスターミナルが整備されており、仙台市営バスと宮城交通が出入りします。

ここはまだ本数が多めでしたかね。バスのメンツもいつも通りなのですが、2枚目の一番右はブルーリボンシティです。しかも、PMEEと呼ばれるタイプ。京都市営バスではよく見ましたが、駆逐されているので・・・こんなレアバスが稀に現れるから仙台はたまらない。

④長町駅

八木山動物公園から市バスで長町駅に向かいます。長町駅は地下鉄南北線とJRの接続駅であり、発展しています。バスもいろいろ出ています。

長町駅では、宮城交通のバスがずらりと停車していました。新型のJ-BUSと、ちょっと古めのエアロスターが停車していました。市バスも一応長町駅から出ているのですが、ここでは見ることができませんでした。

(市バスで来たのにバスターミナルの外で降ろされてどっか行ってしまった)

⑤富沢駅

地下鉄南北線の南側の終着駅である富沢駅は、高架駅となっています。駅の雰囲気だけは終着駅にふさわしい模様ですが、実際に降りてみると何も無くてびっくりします。この駅前、商業施設がほぼ皆無な上、バス路線があまりに貧弱です。

路線、たったこれだけ。

日曜日とかお盆とかは全くバスが来ないという有様。

実際、この駅でバスを拝むことはできませんでした。

しかしながら、周囲は宅地開発がされていて、意外にも乗降客は比較的多い印象でした。

ちなみに、ここも土地があまっているのか、地下鉄の車庫が併設されています。

⑥泉中央駅

南北線で一気に北上し、もう一つの終点、泉中央駅に向かいます。途中、自然が豊かな感じの場所を通ったり、半地下になったり、高架になったりと、神戸市営地下鉄西神延伸線の雰囲気に近いところを感じました。そして、泉中央駅に到着したのですが、雰囲気が西神中央駅にそっくりです。半地下のような感じですし、地上に出ると大きなバスターミナルと商業施設があります。ここが地下鉄の終着駅4つのうちで一番発展している場所でしょう。そんな泉中央駅ですが、仙台市内にありながら、仙台市営バスは全然でておらず、宮城交通のバスばっかりです。

このように、新型のJ-BUSや、ちょっと古めのエアロスターがたくさん観察できました。ただ、本当に古い車はもう廃車されているようですね・・・

⑦(おまけ)石巻駅

石巻にも一瞬だけ行ってきたのですが、その一瞬で撮影した写真がこれ。

宮城交通の中型の新型J-BUS×3!

だいぶ地方に出てきましたが、地方でもこのように新車がガンガン入っているのが宮城交通みたいです。

今回は仙台において、地下鉄を使ってバスの発着場を巡り、仙台市営バスと宮城交通はどんな車両があるのかを見てきました。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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