長野・山梨のバス車両

こんにちは、フロントエンド担当です。
4月ですね。私事ではありますが、フロントエンド担当は2024年3月をもちまして大阪大学大学院修士課程を修了し、社会人となりました。しかし、永遠に在籍しろといわれているので今後も機会があればいろいろ記事を執筆していきたいと思います。

3月に青春18きっぷを使って長野や甲府の方へ行ってきました。そのときに見たバスを記録しています。では、見てみましょう。

 

長野

まずは長野編。長野駅には長野電鉄バスとアルピコ交通が乗り入れます。

まずはこちら。長野電鉄バスの車両ですが、なかなかヤバイです。富士重架装の7E+いすゞV8エルガとなっています。調べたら神奈川中央交通の中古だそう。神奈川中央交通は圧倒的に三菱車が多く、この後もガンガン三菱の中古が出てきますが、そんな中長野電鉄バスに移籍した富士重+V8エルガは貴重な車種だそう。よく買ってくれましたね。

お次はこちら。長野電鉄バスよりアルピコ交通の方が圧倒的に多いです。これは最近入った中古のJ-BUSですね。最近首都圏ではPJ-代、PKG-代すら廃車が進んでいる(あ、阪急バスもか。)ので、このような世代の中古も地方で増えています。

こちらは日産ディーゼルの車両。KL-規制の京王の中古です。京王は昔はこのような日産ディーゼルの車両が多かったですね。今はもう廃車されまくってますが。でも、このタイプの中古ってあんまり地方でお目にかかることがないので、物珍しさに見入ってしまいました。

次はこちら。みんな大好き?神奈中の三菱中古。神奈川中央交通は全国に三菱の中古を大量に送り出しております。中古車はKC-代、KL-代が多いイメージですが、珍しくこのバスの排ガス規制記号はPJ-です。

日野レインボーです。阪急バスではもう見られませんが、地方だったら見られる都市はたくさんあります。地方は乗客も少なく、中型でいいことも多いのもあって、新製導入、中古導入のどちらでも非常に人気が高いです。

最後にこれ。三菱エアロスターですが、なんとKC-代。首都圏なら排ガス規制のため2011年で出禁となりました。これも神奈川中央交通の中古・・・ではなく、京王バス南の中古らしい。確かに、神奈川中央交通の三菱エアロスターとは外観が少し違うような気がする・・・

滞在時間は非常に短かったですが、その中でも非常に多様な車両が来て面白かったです。ただ、長野は中古車の多い地域にしては珍しく車両の置き換えが比較的早いので、古いバスは見にくいです。KC-規制車は1本だけでしたしね。黒煙モクモクは見られないですね。

松本

お次は松本編。

まずはこちら。空港に行くバスです。中型の車両です。中古かと思いきや自社導入。比較的新しい部類に入ります。

次はこちら。三菱エアロスターです。いっせーのーで!

神奈中の中古!

はい、定期()

お次はこちら。V8エンジン搭載のいすゞエルガです。松本では比較的多数目撃された車種になります。走行音が特徴的です。こちらはどこから来たのだろうか、と調べたらこれも神奈川中央交通だそう。どんだけ排出してるねん。さすが日本一のバス会社。

このバスで美ヶ原温泉へ行きました。

帰りはこちらのバスで。撮り損ないました泣
ですが、まあ、どんなバスか分かるのでいいでしょう。
中古が多く、全体的に年季の入ったバスが多いアルピコ交通に突如現れた新型J-BUSです。アルピコ交通もたまには新車導入しているので、こういう車両もたまーに目撃します。首都圏や京都・神戸では腐るほど来るのですが・・・

この後も松本を動き回り、いろんなバスを見ました。詳しい説明は割愛します。

ここまで載せた車両たちはよく見るやつで、あまり面白みがありません。しかし、そんな中、松本で結構なネタ車を見ることができたので、紹介したいと思います。

まずはこちら。

1999年式のKC-規制のジャーニーKです。この車種はなかなかお目にかかるのが難しいため、嬉しかったですね。

お次はこちら。

全国的にも珍しくなった前後扉のバスです。1997年式のブルーリボンHIMRとなります。「低公害車」という表示がされています。実はこのバス、ハイブリッドバスであります。今でこそ当たり前になりましたが、1997年の時点でこのようなバスができていたことに驚きです。しかも、未だに残っているとは。

茅野

特に下車していないのですが、中央本線の車窓から茅野営業所で休んでいるアルピコ交通の車両をちらっと見ることができました。見た感じレインボー(前中扉、前後扉の両方 前後扉のやつはおそらく結構古い)がたくさんいました。松本や長野に比べると古参車が多いかもしれません。

甲府

甲府駅には山梨交通と富士急行バスの2社が乗り入れます。圧倒的に山梨交通が多いです。さあ、見てみましょう。

うまく撮れませんでしたが、いきなりゲテモノの登場です。山梨交通C784号車。西工96MC+いすゞジャーニーKとかいうもはや意味の分からない組み合わせ。元高槻市交通局らしい。高槻では十数年前なら当たり前に走っていたのでしょうけど、もうこんな組み合わせなんて日本で他探してもなかなか見つからないでしょう。

ここからは甲府駅前で来たいろんな車両をダイジェストで見てみましょう。

エルガ、エルガ、エルガミオ、エルガ、エルガ、エルガミオ・・・大型、中型(写真にはないが、小型も)のいすゞ車両祭りでした。甲府はもう少し古いいすゞジャーニーKがいっぱい来るかと思っていたのですが、そんなことはなく、世代交代を実感させられました。でも、V8エルガたくさん来るのはうれしい。V8エルガに関しては基本的には国際興業バスからの中古品が導入されています。

このように2000年代以降の車両ばかりが来る中、突然意味不明な車両が現れました。

こちら、山梨交通のC627号車。前後扉のいすゞジャーニーKになります。基本的に緑色の塗装をしている中、このバスは旧塗装。しかもこれ、1991年式のU-規制車。2000年代以降の車両ばかりの中、いきなりこの年式が来るとかもはや意味が分からない。この車両はバスオタクからも人気らしく、今回お目にかかれたのは運が良かったかもしれない。

いかがだったでしょうか。首都圏などから比較的新しい中古車も多数入って、KC-代(1990年代)以前の車両の除籍が進んでいる長野・山梨のバスですが、今でもたまーに古い年式のバスを見ることができることが分かりました。ただ、KC-代、U-代はかなりレアになってきているという印象がやはりありましたね。

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