再履バスが無かったら?吹田キャンパスから豊中キャンパス・石橋へ移動する交通手段13選+α

注意!運賃は2022年4月現在のものです。2023年度以降、各社で運賃の引き上げが行われていることに注意してください。

この記事を書いているときは、いよいよ阪大の合格発表があろうか、という時です。新入生にも再履バス同好会、という団体を是非知ってもらいたいところですね。そのために、新入生に対して役に立ちそうな記事(本当は全くというほど役に立たない)を書いてみました。
大阪大学では、1年次の学生は皆豊中キャンパスで共通教育科目を受講します。しかし、工学部の学生は2年前期から、医歯薬・人間科学部の学生は2年後期から、吹田キャンパスで授業を受けることになります。吹田キャンパスへ移動するまでにも、吹田キャンパスに行く機会はたびたび生じます。また、サークル活動は豊中キャンパスの方に多く、吹田で授業を受けた後豊中に向かう、ということもあります。ここで疑問になるのが、
吹田キャンパスと豊中キャンパスの間はどう移動するのか
ということです。
ここで出てくるのが再履バス。再履バスとは、学内にある複数のキャンパスを結ぶバスで、大阪大学の学生・教職員は無料で利用できます。この再履バスを利用することで、吹田キャンパスから豊中キャンパスへ容易に移動することができます。
ただし、再履バスは万能では無く、授業実施期間の平日のみの運行となります。(平日でも授業がない日は運休)土日や長期休暇中には再履バスはありません。じゃあこのときはどう移動すればよいのか?特に遠くの地方からいらっしゃって阪大周辺に下宿をする新入生はどうすればいいのか全く分からないと思います。

そこで、この記事の執筆者であるフロントエンド担当が新入生に吹田キャンパスから豊中キャンパスへの行き方を伝授します。私フロントエンド担当は、工学部在籍で、豊中キャンパスでのサークル活動にも参加しており、吹田キャンパスと豊中キャンパスの間の移動を幾多も繰り返した猛者です。また、再履バス同好会の他、大阪大学鉄道研究会にも在籍しており(といっても活動というほどのことをほとんどしていない存在感の無い部員ですが)、阪大周辺のバスや鉄道を知り尽くしたプロフェッショナルです。

住んでいるところは阪大周辺ではないのですけどね。(実は実家勢、神戸市在住)

ということで、この記事では吹田キャンパスから豊中キャンパスへ向かう手段を13種類+αセレクトしました。各ルートを早さ(どれだけ早く行けるか)、安さ(どれだけ安いか)、快適性(歩く距離が長いなどといった理由による体力の消耗が激しくないか)、利便性(本数が多いか、曜日を問わず使えるか)の4つの観点で5段階評価しています。皆さんの学部やライフスタイルに合わせて適切なルートを選んでみたり、日替わりでルートを変えてみて楽しんだりしてみてください。

この記事では、吹田キャンパスから豊中キャンパス・石橋エリアに行く前提で書いています。石橋や豊中キャンパスから吹田キャンパス方面に向かう場合は今回紹介したルートを逆にたどってください。

というか、13種類って多くね?普通4種類ぐらいだろ。13種類もあったらなんか鉄道オタク、バスオタクが好みそうで一般人は絶対に使用しない変態ルートが確実に含まれているだろ。この記事本当に新入生のためなのか?

①阪急ルート

早さ  ☆☆☆
安さ  ☆☆☆☆
快適性 ☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆☆

吹田キャンパスから北千里駅まで歩き、そこから千里線・京都本線で十三駅に行き、そこで宝塚本線に乗り換え石橋阪大前駅に至るルート。再履バスがない場合に豊中キャンパス周辺と吹田キャンパス周辺を行き来するルートの中では最もメジャーなルートです。阪急電鉄は、日本の鉄道会社の中でも運賃の安い部類に入る会社です。十三駅という大阪市内の駅を経由するルートのため、総移動距離は長いのですが、運賃が安いため、遠回りしてもお金があまりかかりません。北千里駅から石橋阪大前駅までは25.4km。この距離を乗車しても280円です。この距離に対してJRの大阪特定区間の運賃を適用すると460円、執筆者の住む神戸市の北の方を走る神戸電鉄の運賃を適用するとなんと600円、とんでもなく高額です。(ま、神戸電鉄は近距離が異様に高いという特殊な事情があるんですが)ここから、このルートがいかにお得なルートかがわかり、金欠に陥りがちな大学生の強い味方です。ただし、欠点は先ほど述べたように大阪市内を経由するため、遠回りで時間がかかるということです。北千里から石橋阪大前までおよそ45分。吹田キャンパスから石橋阪大前駅までだとおよそ1時間かかります。阪急電鉄は昼間であればルート上のどの路線でも最低でも10分に1本は確保されているので、利便性は最高です。必ずしも時刻表を調べる必要が無い、というレベルの本数です。石橋駅周辺と吹田キャンパスの間の移動に特におすすめなルートです。

阪急北千里駅 工学部勢の多くが利用する駅

②大阪モノレールルート

早さ  ☆☆☆☆☆
安さ  ☆☆☆
快適性 ☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆

吹田キャンパスの東側にある大阪モノレールの阪大病院前駅から大阪モノレールに乗って、彩都線・本線を通って柴原阪大前駅に至るルート。これも比較的メジャーなルートかな、と思います。阪大病院前から柴原阪大前まで9.4km、約20分で380円です。このルートの長所はやはり驚異的な早さです。阪急ルートでは約45分かかった乗車時間が約20分になります。もちろん、吹田キャンパスから阪大病院前駅、柴原阪大前駅から豊中キャンパスの徒歩移動の時間を考えるともっとかかりますが、医学部や人間科学部は、吹田キャンパスの東側にあり、阪大病院前駅が比較的近いので、徒歩の時間も少なく済みます。一方、短所はやはり運賃かと。阪急電鉄は25.4kmで280円なのに対し、大阪モノレールは半分以下の9.4kmの乗車に阪急電鉄よりも高額な380円をとられます。大阪モノレールの彩都線・本線はどの時間帯でも12分に1本以上の本数が確保されます。そのため、利便性も比較的高いです。吹田キャンパス、特に医学部や人間科学部のあたりから柴原周辺や豊中キャンパスへの移動におすすめのルートです。

阪大病院前駅 吹田キャンパスの最寄り駅である

③阪急+モノレールルート

早さ  ☆☆☆☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆☆

阪急の北千里駅から山田駅まで移動し、山田駅で大阪モノレールに乗り換えて柴原阪大前駅に向かうルート。阪急が160円、モノレールが290円で合計450円となります。乗車時間は合計で驚異の10分と、異様な早さを誇ります。ただし、吹田キャンパスから北千里駅までは少し遠く、山田駅でもうまく接続ができるとも限らないため、実際はそこまで早くはならないです。工学部のような、北千里駅に近いエリアから柴原・豊中キャンパスへの移動におすすめのルートですが、②のルートに比べて高い割に②のルートに勝るメリットもそこまでないため、工学部からの移動であっても②のルートではなくこのルートを選ぶ合理性があるかは疑問です。北千里駅から近く、阪大病院前駅は使いにくい位置から早く豊中キャンパスに行きたい場合に威力を発揮します。

(徐々に雲行きが怪しくなってきたかも知れませんね)

④山田下りルート

早さ  ☆☆☆☆
安さ  ☆☆☆☆
快適性 ☆☆
利便性 ☆☆☆☆☆

吹田キャンパスから出て南に歩き、山田駅に出てそこからモノレールに乗車して柴原阪大前駅に至るルート。吹田キャンパスから山田駅までは複数のコースがあります。また、意外に近いです。そのため、歩きで山田駅に至ることで、大阪モノレールの乗車距離を短縮し、運賃を安くすることができます。意外と近いといっても30分くらいは歩かないといけないため、結構覚悟がいります。ただ、一度山田駅までついてしまえば大阪モノレールは本数が多いので、利便性は最高です。山田駅から柴原阪大前駅までは約8分、290円です。

歯学部の近くにある吹田キャンパス西門 ここから南へひたすら歩くルートである

ここまでは鉄道のみを用いたルートでしたが、ここからはバスが登場します。

⑤千里中央ルート

早さ  ☆☆☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆☆
利便性 ☆☆

阪大本部前から阪急バス72/102/105/164系統千里中央行き(千里中央から吹田キャンパスに向かう場合は6番のりばから発車する102/103/105/164/171系統)に乗車し、千里中央まで行き、そこからモノレールに乗車して柴原阪大前駅に至るルート。バスの乗車時間は30分(とはいっても実際はそこまでかからないと思われる)、モノレールの乗車時間は5分。比較的早く行くことができます。このルートの強みは、どの学部からでもアクセスしやすい阪大本部前停留所から行くことができる、ということです。これによって、長距離の徒歩を強いられず目的地に到着することができます。阪急バスの運賃は220円、大阪モノレールの運賃は250円、合計で470円です。やはり阪急バスと大阪モノレールの2つを使用するため運賃は割高です。また、平日だと阪急バスの本数は非常に多いですが、土休日は1時間に1本しか無く、土休日にはちょっと利用しにくいルートになります。

⑥歯学部ルート

早さ  ☆☆☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆☆
利便性 ☆

阪大歯学部病院前停留所から阪急バス171系統に乗車し、北千里駅を経由して千里中央駅に至り、そこからモノレールで柴原阪大前駅に向かうルート。(千里中央から吹田キャンパスに向かう場合は8番のりばから発車する72系統に乗車することで行けます。)阪大歯学部病院前停留所は、一部の学部の人からすればかなり近いです。(ちなみに、執筆者であるフロントエンド担当は工学部在籍ですが、この停留所から研究室までは激近です)この停留所を経由するバスを利用することで、快適性が高い移動を可能とします。運賃は⑤と同じく合計で470円です。このルートのネックは平日のみしか運転が無く、また本数も1時間に1本という利便性の低さです。ただ、うまくこのバスを捕まえることができれば非常に強い移動ルートです。

ちなみに、このコースは阪大歯学部病院前から北千里駅を経由して千里中央に至る、という前提で書きましたが、72系統、171系統は千里中央から阪大を通って千里中央に戻る、という環状線のような形態を取っています。阪大歯学部病院前停留所では171系統の停留所の反対側に72系統の停留所があり、それに乗っても千里中央に行けます。阪大歯学部病院前停留所の次は阪大本部前停留所なので、これは⑤と同じルートという扱いにしますが、歯学部病院前から乗れるのは大きなメリットです。同様に、千里中央から吹田キャンパスに向かう場合でも、⑤で紹介した6番のりば発のバスのうち、171系統に運良く乗ることができれば本部前を経由して歯学部病院前まで連れて行ってくれます。ただ、1時間に1本しかないので利便性は低いです。

阪大歯学部病院前停留所 平日のみ1時間に1本バスが来る
阪大医学部前で撮影した171系統 ここから本部前・歯学部病院前を経由し北千里・千里中央に向かう

⑦阪大口ルート

早さ  ☆☆☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆

⑤、⑥のルートの亜種。吹田キャンパスから阪大口停留所まで歩き、そこから70/171/175/176系統で千里中央へ向かい、そこからモノレールで柴原阪大前駅に至るルート。(千里中央から吹田キャンパス経向かう場合は12番のりばの175/176系統か、5番のりばの70系統に乗る。)工学部地区の人からすれば阪大口停留所は比較的近く、また曜日にかかわらず20分に1本か、それ以上の本数があるので、⑤、⑥のルートの欠点である利便性を補うことができます。運賃は⑤、⑥のルートと同じく合計470円です。

工学部在籍の学生は小野原地区に住む人が多く、小野原の下宿先から豊中キャンパスに行くルートの1つとしてもおすすめです。

阪大口停留所 千里門から少し北に行けばある
金蘭会学園前で撮影した175系統 小野原地区に住む人たちを運ぶ

⑧ふじしろ幼稚園ルート

早さ  ☆☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆

⑤、⑥、⑦のルートの亜種。吹田キャンパスの千里門から北千里駅に歩く途中にふじしろ幼稚園があります。その近くにふじしろ幼稚園前停留所があるので、そこから76/77系統に乗車することで千里中央に至ることができます。ふじしろ幼稚園前からは、77系統に乗車することで早く千里中央まで行くことができます。もしタッチの差で77系統を逃した場合、77系統を待つなら30分ですが、それを待つ、ということをしなくても、6分後には反対側の停留所に76系統が来るのでそれが先着です。ただし、76系統は古江台を経由しますので、時間がかかります。千里中央からなら76系統が藤白台先行なので、そちらに乗るのがよく、77系統に乗ってしまうと古江台を経由してしまいます。柴原阪大前までの運賃は470円。76系統と77系統を合わせると1時間に4本あり、一見利便性が高いように見えますが、早い便は1時間に2本しかない、という点で⑦のルートに比べて早さと利便性の評価を1ずつ落としました。正直⑦に比べていいところがないため、完全に執筆者のようなバス好きのためのお楽しみ用のルートです。(執筆者は楽しみたいがためにわざと古江台経由で吹田キャンパスに向かったことがあるとかないとか・・・)

ふじしろ幼稚園周辺 北千里駅から吹田キャンパスに向かう人はここを通る 執筆者も例外ではない

⑨小野原ルート

早さ  ☆☆☆
安さ  ☆☆☆☆☆
快適性 ☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆

吹田キャンパスの千里門・小野原門から歩いて北上し、国道171号線まで行き、そこから阪急バス92系統に乗車して石橋方面に向かうルート。運賃は240円と、ここまで紹介したルートの中では最安値を誇ります。ただし、吹田キャンパスから国道171号線までがけっこう遠く、30分近くかかります。(工学部地区ならまだいいですが、医学部や人間科学部のあたりからだったら本当に遠いです。)ただ、小野原停留所まで行ってしまえばバスはそれなりの本数があり、また25分で国道石橋停留所(阪大坂の下)までいけるので、安さも考えれば決して悪いルートではないと思います。

吹田キャンパスからの移動ならちょっと微妙かもしれませんが、小野原地区には多くの工学部在籍者が下宿していて、その学生が豊中キャンパスに行く時にはこのルートが真価を発揮します。小野原地区と豊中キャンパス間の移動としては最もメジャーな方法ではないか、と思います。

⑩茨木ルート

早さ  ☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆

阪大本部前から近鉄バス22/25系統に乗車しJR茨木まで行って、そこから阪急バス92系統で石橋方面へ行くルート。執筆者が一度はやってみたいと思っているルートです。(JR茨木から阪大に向かう場合は近鉄バス24/25系統に乗車)このルートはほとんど徒歩いらずで目的地までいけるのが強みです。ただし、無駄に遠回りしているのが欠点です。大体1時間20分くらいかかり、運賃は480円です。

本部前に停車する近鉄バス 茨木からバスに乗車、というのは吹田キャンパスに向かうメジャーなルートの1つだが、実は阪急バスではない

⑪豊川ルート

早さ  ☆☆☆
安さ  ☆☆
快適性 ☆☆☆☆
利便性 ☆☆☆☆

阪大病院前駅から豊川駅までモノレールに乗車し、豊川駅からは関電学園前停留所または国道豊川停留所まで歩き、そこから阪急バス92系統で石橋へ向かうルートです。交通手段を2つ組み合わせていますが、⑨のルートは歩きが長いので、モノレールを使う分所要時間は⑨とあまり変わらないと思います。阪大病院前駅を利用できるので、⑨と比べてかなり快適な移動が保証されます。モノレールが200円、バスが240円、あわせて440円です。

⑫柴原苦行ルート

早さ  ☆
安さ  ☆☆☆☆☆
快適性 ☆
利便性 ☆☆☆☆☆

評価をみるだけで明らかにヤバそうなルートなのが分かると思います。しかし、執筆者が高校生の時、吹田キャンパスの様子を見てから豊中キャンパスで開催されているまちかね祭に行こうとしたときに選んだルートがこちらになります。

まず、吹田キャンパスから千里中央駅まで歩きます。(は?)

1時間くらいはかかると思います。

でここからなのですが、⑤~⑧ではモノレールに乗るのに対し、このルートでは安さを極めるためにあえて別の選択肢をとります。千里中央の2番のりばから出る阪急バス40/41/43/44/46系統に乗車し、柴原停留所まで乗車します。これはすぐ着くのかと思いきやそんなことはなく、北緑丘団地を経由するので結構時間はかかります。そして柴原停留所に到着すると、阪大はすぐそこ・・・ということも無く、さらに徒歩を要求されます。柴原停留所は、大阪モノレール柴原阪大前駅よりも東側に位置しており、豊中キャンパスからは離れています。最後の一踏ん張りを行えば、無事豊中キャンパスに到着できます。2時間くらいはかかると思いますが、バス代220円のみでここまで行くことができました。

まあ一般人には非推奨です。

柴原~柴原口で撮影した43系統 柴原停留所から豊中キャンパスまでは遠い

⑬オレンジゆずるバス黄ルート

早さ  ☆☆
安さ  ☆☆☆☆☆
快適性 ☆☆☆
利便性 ☆

⑫の苦行ルートの他に、もう1つわずか220円で移動できるルートがあるのでご紹介します。吹田キャンパスの千里門・小野原門から北上し、小野原南停留所に行きます。そこからオレンジゆずるバス黄ルートに乗ることで西南小学校前停留所に行きます。西南小学校前停留所は石橋地区に近い場所になりますので、ここで降りれば石橋地区まで行った、ということにできるでしょう。オレンジゆずるバスは、箕面市のコミュニティバスで、220円均一です。しかし、箕面市民の足として運行されているため、箕面市のあちこちを経由し、時間がかかります。実際、小野原南から西南小学校前までは1時間以上かかります。そもそも、吹田キャンパスという吹田市にある施設から豊中キャンパスという豊中市にある施設への移動に箕面市という全く関係の無い市のコミュニティバスを使おうという発想は出ないと思うので、不便なのは仕方が無いと割り切る必要があります。このルートは1時間に1本と本数が少ない上、日曜・祝日は運転されないので注意が必要です。

いかがでしたでしょうか。
出発地と目的地、重要視する項目を鑑みてぜひ好きなルートを選んでみてください。

おまけ1 千里中央~石橋方面への裏ルート

千里中央から豊中キャンパスへは⑤~⑧で言及したモノレール、歩く距離は増えますが⑫で言及した北緑丘団地方面のバスと、2つの手段があります。もし千里中央から石橋地区へ行きたければどうすればいいでしょうか。

1つはモノレールに乗車して蛍池まで行き、そこから阪急に乗車して石橋阪大前駅に向かうルートです。これがおそらく一番早い上、本数もあるので使いやすいルートです。ただ、運賃は合計450円と少し高めです。

そこで別のルートが出てきます。千里中央駅11番のりばから出発する19/20系統箕面行きに乗って終点まで行き、そこから阪急箕面線で石橋阪大前駅に向かうルートです。このルートだと、阪急バスが220円、阪急電鉄が160円と合計380円です。あと、バスもそこそこ本数があり、使いやすいですし、そこまで時間がかからないのも強みです。

ただ、再履バス同好会会員はもっと恐ろしいルートを知っています。これを紹介していきたいと思います。

まず、千里中央駅の阪急バス7番のりばに行き、82系統に乗車し、終点まで行きます。

終わり。(は?)

このバスに乗車すると、箕面市のいろいろなところや池田市東部を経由して、井口堂というところまで行くことができます。そこで降りれば石橋地区はもうすぐそこです。(駅まではちょっとありますが、まあ大した問題にはならないでしょう。)

運賃は驚異の240円。モノレールで千里中央~柴原阪大前を乗車するよりも安いです。しかも乗り換えいらずでずっと座っておくだけでいいんですからありがたすぎるルートです。強いてネックとなるポイントを挙げるとすれば日中は2本/hで、朝や夜は全然バスがないので、ちょっと使いにくいことでしょうか。ただ、うまく使えるならどんどん使って欲しいルートです。

ちなみに、石橋から千里中央に向かう場合は阪急石橋北口停留所が始発停留所になります。

82系統の側面LED この系統を利用する阪大生、ほとんどいないんじゃないか(←箕面勢は使うぞ!by中の人1号)

おまけ2 強者は恐ろしい移動手段を用いる

時々話を聞くのですが、豊中キャンパス周辺に下宿している人で、吹田キャンパスに行く人の中には、自転車を使って行っている人もいます。初期投資さえすればただ同然で移動をすることができます。自転車を持っている人は是非1回やってみてはいかがでしょうか。国道171号線に沿っていくとアップダウンが少ないのでそんなに苦ではないと思います。

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